初めまして、中田泰博です。これから、不定期ですがコラムを書くことになりました。どこまで書けるかわかりませんが続けていこうと思います。よろしくお願いします。まずは自己紹介から……。

 1972年生まれ、フリーター。長所はChallengedであること。短所は思い込みが激しい、喋っても書いても大阪弁が出る。だから、大阪弁を出さずに書くのに一苦労(笑)。
 どうやってChallengedになれたかというと、私の心音が止まった1時間後にこの世に登場。その時、首にへその緒が巻き付いたようです。障害者手帳には『脳性麻痺、四肢麻痺、体幹機能障害により歩行困難』と書いてある。具体的には歩行・発音がヘン(?)、ノートがとれないなどです。
 2005年11月、等級変更に伴い、障害者手帳には『脳性麻痺、両上肢機能の著しい障害、体幹機能障害による歩行困難』に変更されました。

 趣味は音を楽しむこと、書を読むこと。
 音楽はジャンルや洋邦に問わず、何でも聞いています。その中でも好きなのは、邦楽なら、沼澤尚、塩谷哲、小田和正、山下達郎、スガシカオ、SKOOP(現Skoop On Somebody)、竹内まりあ、Misia、露崎春女(現Lyrico)、Sing Like Taking、…。
 洋楽なら、Eddie M.、Earth, Wind & Fire、Miles Davis、Babyface、The Isley Brothers、Marvin Gave、Stevie Wonder、Hall & Oates、Billy Joel、R.Kelly、Elton John、Queen、Janis Joplin、…。
 書物は少し前に読んだのが、宮本輝著『私たちが好きだったこと』。男女4人組が同居する物語で、最後はなんとなく切なく胸が締め付けられるような物語でした。

 6つ上の兄の影響で、小学校に入る頃には尾崎亜美、浜田省吾、を聴き、メロディーの美しさ、つづれおられた言葉の可能性に魅せられ、ABBAで小気味よいGrooveの洗礼を受けた。当時CDはなくレコードで、それもレンタルレコード屋か友人に兄が借りてテープにダビングし、少し延びたテープでも心が満たされていました。
 そんな環境が10年以上続いた。(第2回へ